普賢菩薩の「普」は遍(あまねく)一切をさし、
「賢」は最妙の善をさすといわれております。
つまり!…一言で言えば「むちゃくちゃ良い人」ということでしょうか。
さらに、この菩薩いろいろな姿に表現されることもあります。
例えば、密教の仏として発展した姿には普賢延命菩薩があります。
頭が3つも4つもある白象に騎乗し、2本から20本の手を持つというちょっと派手な姿まであります。
また、
文殊菩薩が知恵に対応するならば、普賢菩薩は行に対応するとされます。
釈迦如来を中心にこの二菩薩が両輪のようになって、仏教を発展させていくわけです。
【姿 】
【眷属】
釈迦三尊の場合は、向かって右側に文殊菩薩、左手に普賢菩薩を伴います。