文殊菩薩はサンスクリット語でマンジュシュリーと呼ばれます。
けっして、まんじゅうではないので注意。まぁ、間違いないか。
元々、 実在した人物で舎衛国のバラモンの息子で、死ぬほど頭が良い人であります。
その頭の質はといえば…
「純粋に理性的なもので、ものごとを全く主観を交えないで判断することができる、いわゆる悟りの智慧…云々」だそうです。
つまり、コンピューターっぽい頭の良さということでしょうか。
売り文句は、複雑な演算処理も楽々こなせます!
あなたの説法の原稿から法話会場の動画編集まで!
スーパーCPU…PentiumR99! プロセッサ 9.99GHz!
てな感じでしょうか。
水戸黄門よろしく、普賢菩薩とともに釈迦如来の諸国漫遊記に随時しますが、
その頭の良さ…というか、もの覚えの良さから、釈迦の携帯パソコン
として、秘書として、活躍したことは想像に難くありません。
しかし、ただの演算マシーンかと言えば、
八歳の龍女に竜宮で、仏の教えを説いたりしてるんですね。
その結果、この龍女は悟りを開くわけですが、
たぶん、ふつうの人間よりは頭が良いのでしょうが8歳の女の子に
仏の教えの神髄を伝えるのはなかなかに難しいことでしょうね。
けっこう、良い感じに小学校の先生とかも向いているのかもしれません。
そう考えると、単に頭が良いという以上に、結構、親しめるキャラクターなのかなと感じます。
【姿 】
【眷属】
釈迦三尊の場合は、向かって右手に文殊菩薩、 左手に普賢菩薩。