麦漆(むぎうるし)
接着をするための漆です。
陶器の割れを接着したり、木工で木と木の接着に使ったり…江戸時代の庭造りの指南書によると、割れた庭石を接着するのにも使われたようです。
接着には非常に時間がかかりますが、(10日〜15日)一度乾けば、これ以上に強固な接着剤はないと思います。
接着剤の耐用年数について…
正確なところは分かりませんが…数百年以上はいくでしょう。
膠ではせいぜい100年ぐらいかな…(虫に食べられたりします。)
他の科学系接着剤はまだ、歴史が浅くて耐用年数は不明です。
麦漆の作りかた
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小麦粉と生漆の比率は大体、半々程度です。
というか、最終的にガムぐらいの粘着度になればOKです。
小麦粉をいれすぎると、硬くなります。
硬い麦漆は、間もちするので、割れを接着するときに、隙間が大きくなってしまい、ぴったりいきません。
注意してください。
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一気に混ぜるより、少しづつ、様子を見ながら小麦粉を入れてった方が失敗は少ないです。
小麦粉のつぶが残らないように、しっかり、練りましょう。
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ガム状の麦漆です。かなり、ねばっこくなっているのが分かると思います。
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接着風景です。あまり、多くつけすぎない方が楽です。
麦漆が余ったときの保管の仕方
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サランラップに載せて、包みます。
このとき、空気が入らないように注意すること。
空気が入ると、そこだけ、乾燥してしまいます。
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こんな感じで、サランラップで完全に包み込みます。
しばらくは、保管が可能です。
使おうと思ったとき、硬くなってたら、もうダメです。
その時は、あきらめて、新しく作りましょう。