4月8日はなんの日でしょう?
そう、花祭りです。
キリスト教で言うならば、イエスが馬小屋で生まれた日でもあります。
が生まれたのはこの4月8日でした。
意外にマイナーなんですよね。
クリスマスと比べると…。
クリスマスぐらい派手に祝ってくれたら、忘れずに済むのですが…。
よく、家は仏教徒だからプレゼントなんてありません…と、子供に言う家庭があるそうですが、そんなときは、花祭りにプレゼントをもらうようにしましょう。
さて、この花祭りは一般的な言い方で、仏生会、潅仏会、あるいは竜華会などとと言います。
釈尊が紀元前何年に誕生したのか?
諸説があってはっきりしておりません。 しかし、釈迦誕生地ははっきりとしております。
その地はルンビニー。
現在、ネパールの南部に位置し、インドまでは数キロという国境沿いの街です。
釈尊はシュッドーダナ(浄飯:じょうぼん)王を父とし、マーヤ(摩耶:まや)を母として誕生しました。
摩耶夫人は出産が近づいたので隣国の実家に戻って出産しようとしたのですが、途中のルンビニー園で産気を催し、出産?します。
(脇の下から生まれるんですね)
生まれるや7歩歩んで、右手を挙げて「天上天下唯我独尊」
というくだりは有名ですね。
そして、
その時、天からは甘露が降り注ぎ、蓮の花びらが舞い、
妙なる音楽が流れました。
花ですよ!
気分は宝塚!スーパースターの誕生です。
誕生仏を安置する花御堂にはよく、花などで、飾り付けます。
これは、蓮の花びらが舞ったのを表現したものです。
また、甘茶をかけますが、これは天から不老不死の霊薬が降ってきたという故事に基づいています。
馬小屋で生まれたイエスと比べると豪華ですね。
因みにイエス誕生の際に東方からきた三賢者はイエスに
金、乳香、没薬を捧げました。
やはり、聖人の誕生は派手が喜ばれるようです。
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